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ホワイト社会に適応したプロモーション



都会から少し離れた峠道。その脇にある農産物や雑貨を売っている店に立ち寄った時のこと。

果物や野菜を売っている横に小さな流木や石が売っていました。

じっと眺めていると、店員さんが「それ、うちの社長が釣りに行った際、拾ってきたものなんです。」と声をかけてきた。流木は小さなテーブルやオブジェのように少し形を整えてあったり、石はきれいに磨いた跡がありました。それらにも500円〜1000円ほどの値札がついていましたが、もちろん購入したいとは思わないのですが、その店員さんも困ったように「釣りの成果がなかったので、何か持って帰らないといけないと思ったらしく…」と。

話が面白かったのと、本当に呆れた様子の店員さんに妙に親近感を感じたひと時でした。

田舎風情の峠道で味わったこの空気感を思い返すと、やっぱりコミュニケーションは大事だなと感じます。

売れる売れない、は関係なく、この店にとって流木や石の存在はコミュニケーションのきっかけをつくるという意義があると思います。


ビジネスにはどんな職業、職場にも、人を楽しませるエンタメ性が必要だと考えています。一所懸命に、がむしゃらに、も必要ですが、接する人やユーザーに『マインドサービス』を与えられる余裕が大事です。





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